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知って納得!スムーズなオフィス移転のための「荷造りのコツ」

知って納得!スムーズなオフィス移転のための「荷造りのコツ」

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企業にとっての大きなイベントの1つであるオフィス移転。ただし、オフィスが丸ごと引っ越すわけですから、オフィス移転の準備作業は大変です。日常業務をこなしながらデスクやキャビネット内の書類やデスク周りの備品等を荷造りしていく必要がありますが、当然ながら日常業務が優先されるため、荷造りがついつい後回しにしてしまい、いつの間にか移転日が明日ということにもなりかねません。

ただし、荷造りをきちんとしておかなければ、移転作業当日はもちろん、移転直後の業務にも支障をきたす恐れがあります。そこで今回はオフィス移転の荷造りのコツについて説明いたします。

 

梱包資材の種類

まずは梱包資材についてご紹介いたします。引っ越し荷物を安全・安心に運搬するために使用する梱包資材ですが、用途を理解して正しく使用しないと意味がありません。主な梱包資材の用途や適切な使用方法をご紹介いたしますので、参考になさって下さい。

ダンボール箱

オフィス移転 ダンボール箱の写真

最も一般的な梱包資材であるダンボール箱は、軽量ながら強度や衝撃吸収性に優れており、大切な荷物の破損を防ぐことができます。また、リサイクル性に優れているのも特徴です。

クラフトテープ

オフィス移転 ガムテープの写真

手でも切りやすく、粘着力のある紙製のテープで、ダンボールの組立てに利用します。オフィスデスクやキャビネットなどに貼ってしまいますと、はがした後に粘着糊が残ってしまいますので、ご注意下さい。

養生テープ

オフィス移転 養生テープの写真

手で簡単に切ることができ、基本的に使用後はすぐに剥がすため、粘着力が弱く、粘着糊が残りにくいテープです。粘着力が弱いので、ダンボールの組み立てには、不向きです。荷造りの際は、オフィスデスクの引き出しを固定したり、キャビネットの鍵を仮止めしたりするのに、使用してください。

エアークッション

オフィス移転 エアークッションの写真

一般的に「プチプチ」と呼ばれる緩衝材です。主に、精密機器や絵画、壊れ物等を外部の衝撃から守るために使用します。また、ダンボール内の隙間を埋める緩衝材としても使用可能です。ロールタイプですので、自由なサイズにカットできます。

鏡や表面が綺麗に金属加工された物は凸側を内側にすると丸い跡が残ることがありますので、ご注意ください。

オフィス移転用ラベルシール

オフィス移転用ラベルシールの写真

梱包したダンボール箱や備品、オフィス家具等のオフィス移転で移動する荷物に貼るためのラベルシールです。移転先での間配り作業をスムーズに行えるようにするため、予め移転先の配置場所を記入して荷物に貼り付けます。

 

荷造りのコツ

これまでのご紹介で、基本的な梱包資材の種類と用途については、ご理解いただけたと思います。続いては、いよいよ荷造りのコツについてご紹介してまいります。

ダンボール箱の組み立て方

ダンボール箱を組み立てる際には、ダンボール箱の底に必ずテープを貼りましょう。テープを使用せずに、ダンボール箱の底を交互に折り重ねる「クロス組み」では、簡単に底抜けしてしまいますので、ダンボール箱の側面から側面までダンボール箱の底の合わせ目を塞ぐように必ずテープを貼ってください。もし、重いものを梱包するのであれば、ダンボール箱の底に貼るテープを十字にして、底抜けしないように強度を上げましょう。

もう1点、ご注意いただきたいのが、使用するテープです。前述しましたが、養生テープは粘着力が弱く、剥がしやすいテープのため、ダンボール箱の組み立てには不向きですので、必ずクラフトテープを使用しましょう。

詰めすぎ注意!

書類や書籍といった紙類は、得てして詰めすぎてしまう傾向がありますが、ダンボール箱一杯に詰めてしまうと重くなりすぎてしまい、移転作業中にダンボール箱の底が抜けてしまう恐れがあります。

スムーズかつ安全なオフィス移転を行うためにも、ダンボール箱の重量には気を付けましょう。目安とはしては、1人で持ち上げられるぐらい(10kg~15kg)です。

オフィス移転用ラベルシールは正しく記入して、正しい位置に貼りましょう

オフィス移転業者は、ラベルシールに記入された番号に従い、新オフィスのレイアウト図面に割り当てられた番号の場所へと搬入します。ラベルシールに誤った番号を記入してしまうと、オフィス内で探さないといけなくなってしまいますので、十分にレイアウト図面の番号を確認のうえ、誰が見てもわかるように丁寧に記入しましょう。ラベルシールが貼られていない荷物は、紛失や行方不明となるリスクがありますので、貼り忘れにも注意してください。

また、ラベルシールを貼る位置も重要です。オフィス移転では、ダンボール箱を積み上げることが多いため、ダンボール箱の上面ではなく、面積の狭い方の側面に貼りましょう。

もし、ラベルシールの枚数に余裕があるのであれば、ダンボール箱の両側面など複数個所に貼ることをお勧めします。あらゆる角度から確認できる方が、誤った場所への搬入のリスクを軽減できます。

オフィス移転 ラベルシールをダンボール箱へ貼る位置を説明する写真

 

まとめ

今回は、荷造りについてご説明してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。梱包資材を適切に使用していただくことと、荷造りの際の気遣いや一手間が、安全・安心なオフィス移転を行う上で、非常に大切です。冒頭にも述べましたが、日常業務と並行して荷造りを行なうのは大変ですが、余裕を持って計画的に行うことを心がけましょう。

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